こんにちは、生産技術部の眞田由紀です。
7月6日に6月分の改善提案書評価選考が行われ、
下記の皆さんの提案が各賞に選ばれました。
おめでとうございました!
【最優秀賞】
本社製造部 天野勝規
『導体配膳方法の改善』
【優秀賞】
生産技術部 白須一徳
『コンプレッサー設備修繕費用削減』
【敢闘賞】
①本社製造部 小林かつ美
『セットネジの配膳方法改善』
②本社製造部 羽田千春
『付属品の一括出荷』
③河口湖製造部 小池ゆう子
『馬型端子実装改善』
④河口湖製造部 田中由美子
『大型基板実装作業改善』
⑤河口湖製造部 三浦貴美子
『余剰部品適正化』
【最優秀賞の改善概要】
作業者が導体組立を行う際、
どこに何の部品があるかわからず探すムダが発生!!
また探すにも、図面から手配コードを探さなければならず、
余分な手間がかかっていました。
そこで、配膳方法を変更し、導体を図面ごとに台車で分け、
更に手配コードから部品番号を調べて記載するようにしました。
その結果、作業者が図面の部品番号で導体を探せるようになり、
手間が省けたことで生産性の向上に繋がりました。
【優秀賞の改善概要】
河口湖工場のコンプレッサーが部品の劣化で故障しましたが、
業者に交換依頼をすると多額の経費がかかってしまいます。
事前に劣化場所の確認を行ったところ、
生産技術部で部品交換が可能と判断できた為、
劣化部品のみを購入し、生産技術部で交換作業を行いました。
その結果、修繕費用を大幅に削減することができました。
☆今月のピックアップ☆
毎月の改善提案の中から、私が興味深いと思ったものを
ご紹介するコーナーです。
今回は本社製造部 堀内蘭世さんの
『基板の使用済み袋のまとめ』です。
製造から台車が戻ってきた際、
部品の入っていた袋類がすべてまとめて置かれていた為、
捨てるものと返却が必要な静電袋とを分別する手間が発生していました。
そこで、静電袋は基板が入っていた箱に戻してもらえるように
現場に依頼したことで、分別の手間が省け、
台車の片付け作業に時間がかからなくなりました。
部品を使う側のちょっとした気遣いで、
後の片付け作業がぐっと楽になった事例です。
また、今回の最優秀賞の事例のように、配膳する側の工夫によって
現場が部品を使用する際に楽になる事例もあります。
部品を使う人のこと、後片付けをする人のこと、といったように、
自分の作業の先にいる人、後にいる人のことを考えることで
より改善の幅が広がっていくのだと感じました。
今月の紹介は以上です(*^^*)
来月はどんな改善提案が受賞するのでしょうか、どうぞお楽しみに…☆