去る1月13日(火)に、12月分の改善提案書の評価選考が
行われましたので、受賞者は下記のみなさんとなりました。
【最優秀賞】
『教育用手締め訓練治具の作製』(生産技術部 白須 一徳)
【優秀賞】
『溶着作業の工程改善』 (河口湖製造部 渡辺 数樹)
【敢闘賞】
『高所作業時の安全帯』 (生産技術部 白須 一徳)
『購入金額の削減』 (生産管理部 吉岡 利真)
『ブロック組立治具の改善』 (河口湖製造部 勝俣 英生)
『板金在庫数の削減』 (生産管理部 堀内 朝典)
『FILブロック組立治具』 (本社製造部 羽田 かおり)
【最優秀賞 改善概要】
手締め作業時に適正なトルクで締め付けが出来るように、
弊社では手締め訓練を専用の治具を用いて実施しております。
今回は、同じ治具を購入すると高額になるため、生産技術部にて
自ら加工してコンパクトで使いやすく安価で同等の機能を果たす
治具を作製しました。
今までは貸し借りやわざわざ訓練のために移動が生じていたが、
各製造拠点毎に常備し、製造技術力を磨く環境を整えることが
出来ました。
【優秀賞 改善概要】
以前の溶着工程は、
①溶着作業
②製品を台車に載せる
③エージング場所まで移動
④製品をエージング台車に載せる
という流れでした。
溶着作業後の台車からエージング台車へ製品を移し替えをする
ムダに気付きました。
改善の方向性として、溶着作業場所とエージング台車を近づける
ことで溶着後に直接エージング台車へ載せられるように考えました。
そして改善後の溶着工程は、
①溶着作業
②製品をエージング台車に載せる
となり、移動、移し替えというムダな作業を廃除することが出来ました。
生産技術力が高まり、製造現場の変化を感じています。
また、今回は原理原則に則った基本的な改善も高評価となりました。
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