弊社では、イレクターパイプ等の組立パイプ、ジョイン
ト、キャスターやコンパネ等を材料にしたオリジナルの
台車や作業台を設計製作して、生産現場の生産性向上や
原価低減に活かしております。
そして、長年の現場改善と業務改善の積み重ねが会社損
益につながり、経営基盤の安定化を実現出来ております。
本ブログをご覧の企業様で、
・イレクターパイプ等で作製したいが設計出来ない
・外部委託しているがコストが掛かっている
等お悩みを持っておりましたら、ぜひお気軽にご相談下
さい。
【お問い合わせ先】
info@taiyodenki.co.jp0555-72-6000(担当:生産技術部 小林)
以下、弊社で設計製作した事例をご紹介いたします。
①カバー置き台車
【問題点】
以前はパレットに寝かせ置きしていたため保管スペース
が必要だったり、組立作業者がカバー置場と現場を往復
しながら取付を行っていて作業性も悪かった。
【改善の方向性ならびに実施】
このような生産性を阻害している問題を取り除くために、
カバーを配膳し作業エリアへ供給出来るような設計のカ
バー置き台車を製作した。
【成 果】
組立作業者のムダな運搬や歩行を廃除することが出来て、
生産性向上につながった。
②基板部品用角度調整式配膳台車
【問題点】
以前から基板部品の配膳は行っていたが、特に棚の奥側
の部品は取り辛かった。しかし、作業性を優先して角度
を付けた固定棚にしてしまうと、運搬時に部品が落下し
破損する可能性があった。
【改善の方向性ならびに実施】
配膳作業や運搬時には棚が水平であること、実装作業時
には傾斜がつけられるような、TPOに応じて棚の角度を
変えられる配膳台車を設計製作した。
【成 果】
配膳時の作業性と運搬時の安全を維持しつつ、実装作業
時には棚を傾斜させることで生産性向上につながった。
③折りたたみ式作業台
【問題点】
弊社は多品種少量、フレキシブルな生産対応が強みです
が、変種変量生産のため規定の作業台を使用すると、工
程の間延びや作業者の動作範囲が拡がってしまうことが
見受けられた。
【改善の方向性ならびに実施】
フレキシブルな生産や製品毎の工程設計に合わせて、作
業台を拡げたり縮めたり出来る折りたたみ式作業台を設
計製作した。
【成 果】
作業台の大きさを作業内容に合わせることで、動作範囲
が最適化し作業効率の向上につながった。
④電線ラック(3段用)
【問題点】
束ねられた電線をそのまま使用すると絡まってしまい、
とても扱い辛い。また、必要な種類分を棚やパレットに
平置きするのでスペースも必要となっていた。
【改善の方向性ならびに実施】
電線をボビンに巻き付けて使用することで絡まりが解消
し、ボビンを立体型ラックに載せることで省スペース化
した。また、パイプにメジャーを貼り短い電線加工も容
易にした。
【成 果】
自社設計製作が活かされた事例です。段取りに時間は掛
かりますが、電線加工作業の効率に貢献した。
⑤折りたたみ式扉作業台車
【問題点】
以前は、長テーブルや踏台を利用し、毛布を敷きその上
に扉を載せて作業していた。それらの台の準備と片付け
に時間が掛かり、扉の下面を作業する際にも持ち上げた
りする手間が必要だった。
【改善の方向性ならびに実施】
ワンタッチで開閉、収納スペースも考慮された扉作業専
用の台車を設計製作した。
【成 果】
扉作業工程の付随作業が取り除かれ、作業工数の削減に
つながった。